RCAケーブルおすすめ厳選!選び方から音質の違いまで徹底解説
2025年11月10日

RCAケーブルおすすめ厳選!選び方から音質の違いまで徹底解説

オーディオの世界に足を踏み入れると、必ず耳にするのが「RCAケーブル」です。たかがケーブルと侮るなかれ、実はこのRCAケーブルが音質を大きく左右する重要な要素なのです。

この記事では、RCAケーブルの基本的な選び方から、プロも唸る厳選おすすめモデル、そして気になる音質の違いまで、徹底的に解説します。あなたのオーディオ体験をワンランクアップさせるために、ぜひ参考にしてください。

 

RCAケーブルとは?基本を知ろう

RCAケーブル(アールシーエーケーブル)は、主にオーディオ機器や映像機器を接続するためのケーブルです。左右の音声信号を伝送するのが一般的です。

  • RCA端子: ケーブルの先端にあるギボシのような形状のコネクタを指します。

  • 用途: アンプとCDプレーヤー、プリアンプとパワーアンプ、レコードプレーヤーとフォノイコライザーなど、様々なオーディオ機器間で使われます。

 

RCAケーブルの「選び方」4つのポイント

「どれを選べばいいの?」という疑問を解消するため、RCAケーブルを選ぶ際にチェックすべき重要なポイントを4つ解説します。

導体(コア)の素材で選ぶ

ケーブルの「中身」である導体(銅線)の素材は、音質に最も影響を与える要素の一つです。

素材          特徴        音質の傾向        おすすめのユーザー
高純度銅(PC-Triple C, PCOCC, 6Nなど) 不純物が少なく、信号伝送能力が高い 解像度が高く、クリアで自然な音 音質を追求するオーディオマニア
OFC(無酸素銅) 酸化物を含まない純度の高い銅 バランスが良く、比較的安価で高性能 初心者から中級者まで幅広く
銀(シルバー) 銅よりも電気抵抗が低い 高域が伸びやかで、スピード感のある音 ロックやジャズなど、抜けの良い音が好みの方 


ケーブルの構造(シールド)をチェック

外部ノイズから信号を守るための「シールド」の構造も重要です。

  • 多重シールド: 編組シールドやアルミ箔シールドなどを組み合わせ、ノイズ対策を強化した構造。音場の静寂性に優れます。

  • ツイストペア(より線): 2本の導体を撚り合わせることで、ノイズの干渉をキャンセルする効果があります。

 

コネクタ(プラグ)の品質とメッキ

信号の接点となるコネクタの品質も音質に直結します。

  • 金メッキ: 酸化しにくく、安定した接触抵抗を保てます。多くの高級ケーブルで採用されています。

  • ロジウムメッキ: 金よりも硬度が高く、耐久性に優れます。音の輪郭がはっきりする傾向があります。

  • 堅牢な作り: プラグとケーブルの接合部がしっかりしているか、抜き差ししやすいかなども確認しましょう。

 

ケーブルの長さ

長すぎると信号の減衰やノイズの影響を受けやすくなります。必要最小限の長さを選ぶのが基本です。

💡 Note: 理想は1m未満ですが、機器の配置によっては難しい場合もあります。長いケーブルを選ぶ際は、よりシールド性能の高いモデルを選ぶのがおすすめです。

 

音質の「違い」を徹底解説

「本当にケーブルで音は変わるの?」という疑問に決着をつけましょう。結論から言えば、RCAケーブルによって音質は大きく変わります。

 

1. 解像度(ディテール)

高品質なケーブルほど、音の情報量が多くなり、微細な音までしっかりと聴き取れるようになります。

  • 安価なケーブル: 音が団子状になり、細かい音がマスキングされがち。

  • 高品質なケーブル: ボーカルの息遣い、楽器の残響、空間の広がりなどが鮮明に再現されます。

 

2. S/N比(静寂性)

シールド性能が高いケーブルは、外部ノイズの混入を防ぎ、音場の静寂性が向上します。

  • 背景が静かになることで、相対的に音楽が浮かび上がり、よりダイナミックに聞こえます。

 

3. トーンバランス(音の傾向)

ケーブルの素材や構造によって、低域の量感、中域の厚み、高域の伸びといったトーンバランスに違いが出ます。

  • 銅線主体: ニュートラルでバランスが良い傾向。

  • 銀線: 高域が強調され、スピード感やキレが増す傾向。

 

プラグについて

ケーブルと同様に重要なのが「プラグ」です。

プラグは、機器とケーブルの信号の入り口・出口となるため、ここで接触不良やノイズ混入が起きると、ケーブル全体の性能が台無しになります。

  • 構造の重要性:

    • ハウジング(外側): 振動を抑制するための高剛性な金属製や、不要な共振を抑える特殊樹脂が使われます。

    • センタピンとグランド: 信号を正確に伝えるために、接触面積が広く、しっかりと機器の端子をホールドできる構造(コレットチャック式など)が理想とされます。

  • メッキによる音質傾向:

    • 金メッキ(標準的): 酸化に強く、長期的な信頼性に優れます。音質はニュートラルで安定しています。

    • ロジウムメッキ: 非常に硬く、接点の抵抗値が安定しやすいのが特徴。音の輪郭がシャープになり、音像が引き締まる傾向があります。

    • 銀メッキ: 導電率は高いですが酸化しやすいのが難点。スピード感と高域の伸びを重視するモデルで見られます。

  • 注意点:

    • ケーブルとプラグの接合部(ハンダ付けやカシメ)の品質が悪いと、信号の乱れや断線の原因になります。プロの手作業による丁寧な仕上げが施された製品を選ぶことで、高い信頼性が得られます。

 

弊社で使用しているプラグの特徴

MOGAMIシリーズ


「MOGAMI 7551」「MOGAMI 7553」は、 磁性材料不使用で、音の歪みが少なくなり、ケーブルの音色を素直に引き出す特徴があります。
(※シェルボディは磁性)

 

また、プラグの食いつきが非常に良く、高音質につながり、振動などにも強い点が挙げられます。

ONKODOシリーズ


弊社オリジナルのRCAプラグです。

 

ONKODO RP-205Gu テルル銅採用 高伝導 非磁性RCAプラグ

テルル銅を採用した非磁性高級RCAプラグです。通電性の高いテルル銅をコンタクトピンに採用、非磁性メッキ仕上げで音質にも最大限こだわりました。

ONKODO RP-305Gp

素材にリン青銅を使用し価格を抑えつつ高音質を実現。無垢で導体線の取り付けも一般的なはんだ付けの方式を採用した高品質モデル。

 

【厳選】おすすめRCAケーブル

選び方のポイントを踏まえ、コストパフォーマンスに優れたモデルから、ハイエンドモデルまで、特におすすめのRCAケーブルをご紹介します。

1本物もありますが、今回は2本ペアのものをご紹介します。

 

MOGAMI 2534 RCA ケーブル (MOGAMI 7551) 2本セット


特徴: スタジオ定番の4芯構造でノイズに非常に強い。音質はフラットで原音忠実、クリアでパワフル。
「MOGAMI 7551」プラグは
音の歪みが少なくなり、ケーブルの音色を素直に引き出す特徴があります。

おすすめ: 色付けが少なく、原音に忠実な再現性が求められるクラシックやジャズ。また、中低域の厚みからロック・ポップスにも最適。

ケーブル:MOGAMI 2534
プラグMOGAMI 7551


価格: 7,000円〜

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MOGAMI 2497 RCAケーブル モガミの名品! 2本セット

特徴: 特性インピーダンスが75Ωに設計されているため、アナログ音声だけでなく、高周波ケーブルやデジタル同軸ケーブルとしても利用できる汎用性の高さも魅力です。「MOGAMI 7553」プラグは、音の歪みが少なくなり、ケーブルの音色を素直に引き出す特徴があります。

おすすめ: フラットで自然な音質傾向のため、特定のジャンルを選ばず、ソースの音をありのままに伝えたい用途に最適です。

ケーブル:MOGAMI 2497
プラグMOGAMI 7553


価格: 7,000円〜

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MOGAMI 2511 RCAケーブル 名品の縮小モデル!2本セット

特徴: 「名品2497」の縮小モデル。NEGLEX OFC導体と発泡PE絶縁体を採用し、低価格ながら優れたコストパフォーマンスと取り回しの良さを実現。音質のバランスが良く、汎用性に優れています。「MOGAMI 7551」プラグは、音の歪みが少なくなり、ケーブルの音色を素直に引き出す特徴があります。

おすすめ: 原音に忠実で色付けの少ないサウンドのため、ジャンルを問わず使用可能。特にモニター用途や、解像度を重視したいクラシック、ジャズ、ボーカルなどの繊細な表現にも適しています。

ケーブル:MOGAMI 2511
プラグMOGAMI 7551


価格: 6,900円〜

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ONKODO 88760 RCA 2本ペアケーブル

特徴: ノイズ耐性が高いアルミラップシールドによる無色透明極めてフラットな音質。完璧な音を実現し、ワイドレンジなデジタル音源にも最適。

おすすめ: ジャンルを選ばない万能性を持つが、特にクラシックの繊細な表現、ハイレゾなどのデジタル音源再生でその解像度の高さが活きる。

ケーブル:BELDEN 88760
プラグONKODO RP-305Gp


価格: 6,780円〜

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高級志向の方へ

FURUTECH フルテック FA-13S α-導体単線 非磁性プラグ 2本ペア RCAケーブル


特徴: α-導体(超低温&特殊電磁界処理)の単線μ-OFCとMOGAMI 7553プラグを採用。高SN比と高解像度を実現し、引き締まったハイスピードな音質が特徴。

おすすめ: 情報量が多いハイレゾ音源や、スピード感とキレを求めるロック、ジャズ。全帯域で高い解像度が生きるため、原音忠実な再生を目指すリスニングにも最適。

ケーブルFURUTECH フルテック FA-13S
プラグMOGAMI 7553


価格: 12,600円〜

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MOGAMI モガミ 2803 RCAケーブル 2本セット 世界最高の解像度!

特徴: 「世界最高の解像度」を誇る超高解像度ケーブル。極めてフラットで色付けのない音質が特徴。微細な信号も正確に伝達し、音の透明度とディテールを極限まで追求しています。

おすすめ: クラシックやジャズなど、繊細な表現や音場の広がりを重視するジャンルに最適。原音忠実な特性のため、ハイエンドオーディオやマスタリング環境にも向きます。

ケーブルMOGAMI 2803
プラグMOGAMI 7551


価格: 13,100円〜

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まとめ:あなたのオーディオシステムに最適な一本を!

RCAケーブルは、システム全体の音質を決める「縁の下の力持ち」です。

  • まずはOFCケーブルから試して、音の変化を楽しむ。

  • さらに音質を追求するなら、高純度銅シールド構造にこだわったモデルを選ぶ。

  • 長さは必要最小限に留める。

あなたのリスニング環境や好みの音に合わせて、ぜひ最適な一本を見つけてください。ケーブル選びの旅は、きっとあなたのオーディオライフを豊かなものにしてくれるでしょう。

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