SONY製のハイエンドDAPのZXシリーズ等と弊社4.4㎜プラグ採用の各種ケーブルとの互換性について(2024年12月現在)
ありがたいことに、4.4㎜プラグを採用した各種ケーブルのご注文を多く頂いております。
一方で互換性などのお問い合わせやカタログに無い特注依頼も多く、中でもSONYのZX シリーズと据え置きの機器を接続したいというお問い合わせが多くあります。
こちらについてですが、結論から言ってしますと接続不可能と思っていただいた方がよろしいです。
大人気のNW-ZX707ですが
出典:SONY公式サイト
https://www.sony.jp/walkman/products/NW-ZX707/
▼MOGAMI モガミ 2534 Yケーブル (4.4mm5極オス - RCA×2)
▼MOGAMI モガミ 2534 Yケーブル (4.4mm5極 - TRSオス×2)
▼MOGAMI モガミ 2534 Yケーブル (4.4mm5極オス ︎ XLRオス×2)
商品ページへ>>
これら商品はSONY製のDAPとアンプ等の接続には対応していません。
SONY主導で制定された4.4mm 5極プラグですが、現状SONYと他社で結線、出力方法に違いがあり、多くのメーカーで4.4mmはバランス出力端子と記載があるのに対し、SONYはヘッドホン端子と記載してます。
説明書にも「パッシブタイプのバランス接続対応ヘッドホンを接続してください、他の機器のライン入力端子に接続すると故障の原因になります」と記載されています。
それもあり、弊社製品4.4㎜プラグを採用したケーブルとSONYの ZX シリーズを組み合わせてアンプやカーデッキなどと接続し使うことは、非推奨となります。
グランドオープンにすれば動作するという単純な話ではなく、アンプ側が対応している必要があります。
過去に特定の組み合わせで動作したというお客様もおられましたが、あくまで機器側が対応していることが前提ですので、ケーブルが刺さればどんなアンプ音が鳴る、動作するというものではありません。
実際、多く場合で音が出ない(ショートの可能性)ノイズが乗るなどという情報を頂いております。
弊社でも、とあるDACを使ってケーブルの結線方法を試している途中に異常発熱で破損させました。
結線の組み合わせによってはSONYだけでなく他社製品でも同様の危険があります。
以上を踏まえたうえでなおZXシリーズの奥行きのある豊かな音を据え置き機で聴きたいというのはオーディオファンのひとりとして気持ちはわかりますが、破損などリスクがあること踏まえた上で、ご使用になる場合は自己責任でお願いします。
SONY用アサインで制作自体は可能ですので、挑戦したい方はご依頼お待ちしております。
なお弊社製品は受注生産のため、互換性を理由とした返品を受け付けておりませんのでSONY用に関わらず、ご購入前にご自身の機器の対応をよくご確認ください。
ご不明な場合は、購入前にご連絡下されば分かる範囲でお答えしますので、お問い合わせください。